ハイエースタイミングベルト交換手順!合いマーク位置やリセット方法

どうも、りゅうきです。一応、韓国語独学ブログでもあるので、안녕하세요!(こんにちは!)

ということで、今回は韓国語ではなく、トヨタ自動車から出されている200系ハイエース・レジアスエースのタイミングベルト交換手順を紹介していこうと思います。

僕は愛知トヨタに努めていたこともあり、ハイエースのタイミングベルト交換を最短15分で完成させたこともあります。平均交換時間は20分くらいです。

リフトとかも必要ないですし、ジャッキアップする必要もないですからね。

助手席シートを跳ね上げて、エアラチェットを用意してから、「よーいドン!」で15分です。はい、自慢です!!!( ー`дー´)キリッ

中整交(トヨタ名古屋自動車大学校)時代からスピードマスターって呼ばれてたくらい色々な作業のスピードには自信あります。もちろん、ミスなしで。

前置きが長くなりましたが、この記事でわかることは、、、

この記事でわかるポイント3つ
  1. 200系ハイエースのタイミングベルト交換手順
  2. タイミングベルト装着時の合いマーク(合わせマークとも言う)
  3. タイミングベルト交換後のリセット方法

についてです。

ついでに作業効率をあげるための裏技的な方法と「やべっ!」てなった時の対処法として、、、

・タイミングベルトテンショナーの戻し方(ミスった時や再使用時)

・合いマークを見ずにタイミングベルト交換する方法

・タイミングベルトにマーキングがない場合の対処法

についても書いていますので、参考にしてみてください。

と、その前にハイエースのタイミングベルト交換に必要な部品を出しておきますね。

sponsor link

ハイエースタイミングベルト交換に必要な部品一覧(推奨)

  1. タイミングベルト
  2. タイミングベルトテンショナー
  3. アイドラプーリー
  4. カムシャフトオイルシール(ついでにやると良い!)
  5. オイルポンプオイルシール(ついでにやると良い!)
  6. ウォーターポンプ(漏れていたら即交換orついでにやると良い!)

4番、5番、6番については必ずではないですが、カムシャフトオイルシールはよく漏れるので、タイミングベルト交換と同時にやることをオススメします。

また、オイルポンプの方はあまりもれないので替えなくてもいいですが、心配であれば交換するのがベター。

ウォーターポンプはタイミングベルト交換まで漏れていなければ、当たりという感じで、直(じき)に漏れてくるので、一緒に交換しておいて方がいいです。

なぜか?

ウォーターポンプを交換するのに、タイミングベルトを外す必要がありますし、カムシャフトのプーリーも外す必要があるからです 笑

よく、「タイミングベルトだけでいいよ!」と言ってウォーターポンプを後回しにする人がいますが、すぐにウォーターポンプ漏れで再入庫しますからね 笑

特に夏になり、気温が上がってくるとオーバーヒートしやすくなるので、注意が必要です。というわけで、最低でもこれはやっておいて欲しいオススメは以下の4点セットです。

200系ハイエースタイミングベルト交換手順 その1

まずは、車両助手席側シートを跳ね上げます。当然ですが 笑

次にハイエースの年式によっても違ってきますが、僕の場合はパワステのリザーブタンクについている10ミリのボルト二本を外してフロント側に避けます。えいや!!

パワステリザーブタンクを移動

パワステリザーブタンクを移動します

こうすることで腕が入れやすくなります。

タイミングベルトカバー取り外し

タイミングベルトを外しにかかる前にタイミングベルトカバーの10ミリのワッシャー付きボルトを6本外します。エンジンをクランクプーリー側から見て、左上のボルトと右の真ん中のボルトが少し外しにくいですが、慣れれば見合った工具を選択できます。外すときより、取り付ける時の方がつけにくいです。

先に答えを言うと、ディープソケットよりも、ショートの10ミリにエクステンションバーをつけてボルトを装着した方がエアラチェットでも、電動ラチェットでも取り付けやすいです。

で、タイミングベルトのカバーを外すときに左上は配線がくっついているので注意してください。

無理やり取ると、古いクルマは保護カバーがバラバラになって、よくあるトラブルが、アイドラプーリーの裏で配線が擦れてしまって切れる症状。

これ、意外とみんな気づかないんですよ。

あとの方で画像載せておくので、何を言っているのかわからない方は読み進めていって確認してみてください。

もし、エクステンションバーとかソケットがなければ、こちらがオススメです。

カムシャフトプーリーを圧縮上死点にする

エンジン停止した時点で圧縮上死点付近にカムシャフトプーリーがうまいこと止まっていると思います。

クランクプーリーを22ミリのメガネでもスナップオンの1/2首振りラチェットでもいいので、カムシャフトプーリーの切り欠きとカムシャフトプーリー裏のカバーの縦線が同じ位置に来るように合いマークを合わせてください。

ハイエース合いマーク

カムシャフトプーリーの溝と三角を合わせます

ちなみに下側のオイルポンプのプーリーも下から覗くと、プーリー側に申し訳程度に切り欠きがあるのと、エンジン側に小さな三角がありますが、全て上から作業するため、確認する必要はありません。

その代わりに、オイルポンプのプーリーの上とエンジン側に適当にマーキングします。

ハイエース合いマーク確認

オイルポンプのプーリーとエンジン側にマーキングしておくといい

これで十分です。

ちなみにマーキングで僕がいつも愛用しているのはこちらのペンです。

どうしても合いマークが見たい場合は、デンタルミラー(通称:スケベミラーとトヨタ時代に教えてもらった 笑)を使って上から確認することができます。

タイミングベルトテンショナーを外す

マーキングまで完了したら、次にタイミングベルトテンショナーを外していきます。

タイミングベルトテンショナー外し

タイミングベルトテンショナーの10ミリのボルト2本を外して本体を取る

僕は先に10ミリのボルトの上側を外して、次に下を外します。シリンダータイプベルトテンショナーが外れます。そのあとにアイドラプーリーをヘキサゴンレンチを使用して外します。

外したハイエースのタイミングベルトテンショナー

ハイエース車両から取り外したタイミングベルトテンショナー

ハイエースアイドラテンショナー

アイドラプーリーをヘキサゴンソケットを使って外す

ヘキサゴンソケットがあるといいですね。

じゃないと、ちょっと手が痛いくらいのトルクでしまっているので、ヘキサゴンレンチくらいのサイズだとやりにくいです。もし、力が無いよって場合はヘキサゴンレンチ(L字)にディープソケットを入れたスピンナーハンドルか何かをぶっ刺して回してあげるといいです。

ちなみにアイドラプーリー裏にはワッシャーがいるので、アイドラプーリーを外す際は注意が必要です。落としてメンバーの上とかに入っちゃうと探すのが大変なので・・・

ハイエースアイドラプーリー

アイドラプーリーの裏にはワッシャーがあるので落とさないように注意が必要です。

これでタイミングベルトを外すことができます。

ハイエースのタイミングベルト交換手順 その2

sponsor link
ここまででタイミングベルトの外しが終わりましたね。今度は新しいタイミングベルトを取り付けていくことになります。が、せっかくタイミングベルトを外したので、オイル漏れが無いかを確認しておきましょう。

点検する箇所は以下の2箇所です。

・カムシャフトのオイルシールからエンジンオイルが漏れてないか?
・オイルポンプのオイルシールからエンジンオイルが漏れていないか?

です。

もし、オイル漏れがあるようなら、交換は簡単なので、オイルシールを新品にしてあげるといいですね。

タイミングベルトを交換した後に、エイミングベルトカバーからエンジンオイルが漏れていたら、間違いなく、カムシャフトのオイルシールからか、オイルポンプのオイルシールからなので、またタイミングベルトを外さないといけなくなります。

話がそれましたが、早速タイミングベルトの取り付けの話にいきましょう。

タイミングベルトのマーキングの有無をチェック

タイミングベルトのマーキングチェック

ハイエースのタイミングベルトにマーキングがあるか確認する

今回が初めてのタイミング交換の場合は、必ずタイミングベルトにマーキングがあります。このマーキングはカムシャフトの合いマークとオイルポンプの合いマークにピッタリハマるようになっています。

これがあることによって、タイミングベルトが1コマずれるという心配はなくなるわけです。

そこで、あなたが今手に持っている新品のタイミングベルトにはマーキングがあるかどうか確認してほしいんですね。まあ、慣れてしまえば、マーキングなんか無くても正しく取り付けられるようになります。

が、

あなたが初めて交換するとか、一般の方の場合はマーキングがあった方が安心できると思うので、マーキングの有無を確認しておいてください。

もし、マーキングがない場合は取り外した「古いタイミングベルト」と「新品のタイミングベルト」を・・・?

まあ、わかりますよね 笑

そう・・・

重ねる!!!

交わる!!!

ハイエースタイミングベルトマーキング

ハイエースのタイミングベルトを重ねて、外した部品と同じ位置にマーキングする

で、間違いなく同じ箇所にマーキングしたら取り付けます。

ハイエースのタイミングベルト取り付けのコツ

ここで、1つポイントがありまして、ハイエースのタイミングベルトを挿入する前に、前戯が必要です。

クランクプーリーを少しだけ左回転させておきます。これは慣れたら絶妙な戻し具合がわかってきますが、ほんの少しクランクプーリーを逆回転させてあげるだけでOK!

ハイエースタイミングベルトの合いマークを確認する

オイルポンプのプーリーの合わせマークを逆回転させておく(注意:この画像はすでに逆回転後に正回転させた時のベルトの張り状態です。)

そうすることで、タイミングベルトを挿入した後の『タイミングベルトの張り』と『アイドラプーリーの取り付けやすさ』が全然違ってきます。

ハイエースのタイミングベルトはカムシャフトのプーリー側から取り付けて、右手の指で保持しておきます。次にオイルポンプ側をハメ込みます。

この時、かなり「たるんでいます」がオイルポンプ側にタイミングベルトをハメ込んだ左手をそのままタイミングベルトに添わせながら、アイドラプーリー側のベルトの方まで移動します。

ここが一番張りのない部分ですので、ここを指で内側に押してあげます。ここを押し込んでおけば、カムシャフト側もオイルポンプ側もタイミングベルトがずれることはありませんので、好きな方の手を使って押さえておいてください。

このあと、先程逆回転させたクランクプーリーを最初にマーキングしたポイントまで戻します。つまり、右回転させます。

これで、タイミングベルトに張りが出たはずです。(フロント側から見て右側が張っているです)

ハイエースのタイミングベルト交換手順 その3

さて、ここまで来たらあとは各プーリーやベルトが正しく取り付いているか軽くチェックしてテンショナー、アイドラプーリーを戻すだけです。

タイミングベルトを保持

タイミングベルトを黄色→方向に押さえながら、「アイドラプーリー」を取り付ける

各合いマークをチェックする

まずカムシャフトプーリーの位置、合っていますか?

もう一度外す時にお伝えした画像を載せておきますね。

ハイエース合いマーク

カムシャフトプーリーの溝と三角を合わせます

カムシャフトプーリーの上に溝がありましたね。その溝とカムシャフトプーリーの裏の三角マークの位置があっていればOKです。

次にオイルポンプのプーリーとエンジンに印をつけたところが同じになっていればOK

ハイエース合いマーク確認

オイルポンプのプーリーとエンジン側にマーキングしておくといい

それが出来たら、アイドラプーリーを取り付けます。これで手を離してもタイミングベルトが緩んで1コマずれるという心配をする必要はありません。(注:無理にタイミングベルトをずらそうとしたらズレますからね 笑)

アイドラプーリーを取り付けたら、タイミングベルトテンショナーを取り付けます。

コツとしては、アイドラプーリーをベルトに密着させておくと、テンショナーのシリンダーが挿れやすくなります。

タイミングベルトテンショナーが取り付いたら、真っ先にテンショナーからピンを抜いてベルトをしっかり張ってください。テンショナーのピンを抜くまではクランクプーリーを回転させてはいけません。

ズレちゃうとまたやり直しになりますからね。

で、タイミングベルトテンショナーでハイエースのタイミングベルトがしっかり張れたら、クランクプーリーを少しだけ戻します。

僕の場合はカムシャフトプーリーがカムシャフトプーリー裏の三角よりも左に行ったところから、正回転させて、再びカムシャフトプーリーを合わせマークの位置に持ってきます。

そのときにタイミングベルトがしっかりと張れていて、すべての合わせマークが合っていたら終わり。もし、ここで本当に心配なら、デンタルミラーを使って合いマークを見てもいいですし、リフトやジャッキで車両を上げて、下から確認してもいいです。

ハイエースのタイミングベルト交換手順 その4

はい、ここまで来たら、あとは外した部品をすべて元に戻すだけですね。ちなみにこの時点でエンジンを始動しても大丈夫ですよ。もし、僕と同じようにパワステのリザーブタンクをずらしている場合は巻き込まないようにしてからエンジン始動してくださいね。

エンジンをかけて異常なければ、タイミングベルトカバーとかを戻しちゃってください。

最後にタイミングベルトリセットしたら終わりです。

ハイエースのタイミングベルトリセット方法

ハイエースのタイミングベルトのリセット手順はみんな同じだと思ってもらって大丈夫です。

新しいメーターのやつはちょっとだけ違いますが、要領は同じです。

タイミングベルトウォーニング設定モードに移行する

一応、2種類のタイミングベルトリセット方法を書いておきますね。

どちらも今から説明するタイミングベルトウォーニング設定モードに移行させます。

それでは、先に旧式のタイミングベルトウォーニング設定から紹介しますね。

2013年10月以前のハイエースのメーターの場合

まずは【IG ON】にします。次にODO/TRIPボタンを押して、トリップメーターを【ODO】にします。そして、【IG OFF】にします。

この状態で、再度ODO/TRIPを押しながら【IG ON】にして、5秒以上保持します。

5秒以上経ったと思ったら、一度離してすぐにスイッチを押し直してください。(←5秒経過後、5秒以内に押し直すってことです)

すると、初期設定として「10万km」という意味の【10】と出てくるので、この10万kmのまま、再度ODO/TRIPスイッチを押して5秒以上保持してから離します。

これで、もとの【ODO】の表示に戻りますので、設定は完了です。

もし、オレンジ色のT-BELTのウォーニングランプが点灯していた場合は設定が正しく出来ていれば、T-BELTのランプは消灯しているはずです。

ちなみに設定のときにODO/TRIPボタンを押すと、1万kmずつ数字が増え、20万kmまでいきます。その後は10万kmに戻ります。

これは次に説明する新しいメーターでも同様です。

2013年11月以降のハイエースのメーターの場合

まずは【IG ON】にします。次にODO/TRIPボタンを押して、トリップメーターを【TRIP B】にします。そして、【IG OFF】にします。

この状態で、再度ODO/TRIPを押しながら【IG ON】にして、5秒以上保持します。

5秒以上経ったと思ったら、一度離してすぐにスイッチを押し直してください。(←5秒経過後、5秒以内に押し直すってことです)

すると、「10万km」と出てくるので、この10万kmのまま、再度ODO/TRIPスイッチを押して5秒以上保持します。

これで、もとの【TRIP B】の表示に戻りますので、設定は完了です。

よく、勘違いされる方がいるので、説明しておきますが、設定時に20万kmにして完了する人がいます。これは現在の総走行距離から20万km経過したらタイミングベルトウォーニングランプが点灯するという意味なので、10万kmで設定してくださいね!

ハイエースタイミングベルト交換のまとめ

さて、ここまでかなり長くなってしまいましたが、簡単にまとめておきます。

タイミングベルト交換手順
  1. タイミングベルトカバーを外す
  2. 合わせマークを合わせる
  3. タイミングベルトテンショナーを外す
  4. アイドラプーリーを外す
  5. タイミングベルトを外す
  6. タイミングベルトにマーキングする
  7. タイミングベルトを取り付ける
  8. アイドラプーリーを取り付ける
  9. タイミングベルトテンショナーを取り付ける
  10. タイミングベルトテンショナーのピンを外す
  11. 合わせマークがあっていることを確認する
  12. タイミングベルトカバーを取り付ける
  13. タイミングベルトウォーニング設定する

はい、以上がハイエースタイミングベルトの交換手順です。

KDH200系ハイエースの配線はここが削れる!!

さて、冒頭でお伝えした、アイドラプーリーで削れてしまうところですが、もし、断線すると交換がかなーーーーり面倒なので、知っておいてほしいです。

特に古くなってから、樹脂が硬化して、テープ類も硬化し、シリンダーヘッドカバーガスケット(タペットカバーパッキンと呼ばれてる)の交換歴があるKDH200系ハイエースは要注意です。

丁寧なところで作業してもらっていたら別ですが、かなりひどい状態の車が多いです。一度確認してみてくださいね。

KDH200系ハイエースで配線が削れることがある

KDH200系ハイエースで配線が削れることがある

ここまで読んでいただいてありがとうございました!

それではまた^^